地域から何を学んだか?  

何だか爽快。あぁ自由!って感じだ

追い込まれた期末試験を突破したのと、地域PJのラストプレゼンが終わったからだ。

先日、大学にて地域活動PJ発表会があり、
うちのチームは地元の信用金庫さんのえらい方から審査員賞を頂いた。


発表後の交流会にて
「最も具体性を持った地域活動をしていて、持続的な将来性を感じた」ってなことをその審査員の方にいって頂いた。
見ている方は見ているんだと感じた。学内の発表会だし、もともと賞とかにも期待はしてなかったけど、有益な地域資源を見極めるプロの方からのご意見だったので大変嬉しく感じた。

といっても、僕がなんかしたかというよりかは、周りの学生や先生、地域住民の方々の協力うんぬんに
対しての評価であり、そこはホント感謝です。

そして自分はいつも運がいい。ナイスな場所にいつもいる。


せっかくなので、地域でなにをし、何を学んできたのか、簡単にまとめてみようっと

そもそも、地域活動を始めて理由はネガティブだ。それは、自分が大学にいきたくなかったから。大学受験うまくいかなくて入学した大学であり、入学後からなんだかずっと雰囲気が合わなかった。嫌で嫌でサボりまくってファミレスで引きこもって本読んでた。でも、これじゃやばいと思って、もともと外国に興味はあったので海外協力青年隊に応募したり(落選)、中国に留学とかしてた。けれど、このままだと単位足りなくて卒業出来ない状況になりつつあったので、どうしようと考え、なんとかこの状況を打破しつつ、最高に成長できるワクワクなことをしようと考え、大学のふもとの地域をでおもろいことをやれば、大学に通えるかもって考えたのがきっかけだ。

で、お話聞いたり勉強する中で、地域活動を可視化させ、地域と学生をつなげようってことを考え地域SNSを提案し、活動を始めた。
11年半近くやってその成果はどうだったかとうと、結論からいうと、なかなか上手くいかなかった。
地域SNS自体はタウンチップという形で存在させることで出来上がっている。
でも、高齢者地域に持続的に情報を可視化させる仕組みを作りきれてないし、それ以上にweb上に情報を可視化させることで、
地域と学生をつなげられるという確証を得られなかった。いくつも地域活動はやったが、参加する学生はweb上からではなく、リアルなつながりからやってくるということが分かったからだ。それに、可視化するのが果たしてSNSであるべきなのかというのもある。あたらしいソーシャルメディア、特にツイッターなどで十分なのではとも思わなくもない。
もちろん、継続的トライしていくことで、地域SNSもまだ多くの可能性は広げられるだろうし、まだ何ともいえない。けど、なかなか、むずかしいというのが現状で、イノベーション的なことは起こせなかった。
正直、1年半かけてようやく地域にどんな人がいて、どんなことがおこっていて、どんな状況なのかってのが分かってきたところって感じだ。

じゃあ、この1年以上、なにも貢献出来なかったの、何も得るものがなかったのか、というとそんなことはまったくない。
むしろ、これからの自分にとって間違いなく大きなプラスだし、なにも貢献できなかったとも思わない。

ゼミとして、8つ以上の地域活動をさせていただき、何人ものあたらしい学生をそこにつなげられた。そこから、また留学生を巻き込んだあたらしいPJが生まれることもあったし、今では参加した学生が地域のキーマンになりつつある例もある。

ついでに言うと、学生を地域にコミットさせる一番の方法は、地域の人達と飲ませることだと思う。こころのつながり持たせるのが一番!


個人としての学びも大変大きい。
少子高齢化の進む多摩に深く入り込むことは、これからの日本を体感するような感覚を得られた気がする。
シャッター商店の店主らとイベント開き終わりには酒飲みながら、笑いながらきびしいお話聞かせてもらったり。
NPOに入り込んで、知的障害者の方々と一緒に自然食品売ったり、畑耕したり、お茶したり。
小学校いって、全校朝会でちびっこの前で話したり、一緒に運動会に参加したり。まぁいろいろだ。
その中で、高齢化が進む街を肌で感じられた。高齢化が進む中で、商店が寂れたり、認知症や孤独になられる方が増えてしまったり、逆にそれに追われることで若者への配慮が足りず、待機児童が増えてしまったりだとか。でも、街には人手と多様な人間が快適に暮らせる環境が必要で、例えばその為に障害者や外国人を受け入れるためのNPOが懸命に活動してたり。でもそこも高齢化が人手不足だったり。多摩地域ひとつとっても、いろんな問題がぐるぐると回り続けていて、なんとかしようと人も回り続けている。そんな中で、自分自身が実際に身を置いて、これから向かうべく社会の疑似体験をしてきたのかなと思う。この体験は自分のこれからにとって大きなことなのではと思う。

それと、前回も書いたけど地域SNSを通してソーシャルメディアに触れられたのは相当に大きい。先日のエジプト革命で推進役にもなっていたが、このSMの可能性を勉強し体感できたのは大変収穫なのは間違いない。

もちろん、反省もおおい。めっさあるのでここでは大事なの一つ。やっぱ人だよなってこと。いかに、周りの方に力を貸してもらうかってことがもうめさめさ重要。その点で、自分本位な動きで視野を狭くし時には人を見下したり大切にしなかったりで、可能性を拡げ切れなかったことは振るかえると多々あるのではないかと。ここはホントに反省して改めていかんとなーーー

まぁ、あまりにも自分には足りないものがありすぎるって気づいてしまったのが、一番の学びなのかなー。
っても自分の可能性が無限大だといまだに信じてやみません。いつか福沢諭吉をもこえるぞ


とりあえず、今すげぇすっきりした気分。懸念していた単位も気づいたらもう残りわずかだし、
地域を通した活動も様々な学びの中でひとまずは終了を迎えたからだ。



じゃあこれから自分どうするのか


かなり、考え中ではあるけれど、
海外(アジア)にいきたい!って思いが今はつよい

元々、海外志向ではあるのだが、この1年半でますます強くなった。

理由は大きく3つ

一つ目は、これからはアジアの時代だから。そして、日本を背負ってアジアを率いる人間にいつかなりたいから。
前も書いたけど、アジアの新興国ですげー勢いで伸びてる。世界のエコノミーパワーがアジアに移行してきてるっていっても言い過ぎじゃない。
まず思うのが、右肩上がりの経済成長の中に身をおいて仕事をするのは楽しそうだなと。バブル崩壊後の右肩下がりのジャパンしか見てない自分にとっては、そんなところで仕事するのは刺激的だろう。あと、思うのは逆にヤバイよねと。アジアがこのまま欧米的な価値観のままグローバラナイズされていっちゃったら、自分らが直面している不幸を彼らにも体験させてしまう。うつや自殺だとか人間の精神的な歪みもそうだし、地球の環境問題とかの視点にたってもこのままじゃヤバイと。中国いった時にもそれは感じた。で、今の時代それが各、国で収まるのならいいんだけど、きっとそうじゃない。これからの中心のアジアでミスったら、日本もそうだし地球規模的にやばい影響が来ちゃいそう。死んだ後、地球人として、地球の為にがんばった人といわれたい自分としては、これはなんとかしなければ!と思う。そう考えたとき日本人としてなんか出来るはずだ。なんだかまだ、妄想の域を出ないが、、

二つ目は、これから日本でそういう人材が求められそうだから。
例えば地域にいても感じたのが、なんだか皆考えがドメスティックだなと。もっと、広い視点で問題解決をさせられないかなと。例えば極端かもだけど、シャッター街をなんとかするために、どう近くのじいさんばあさんを呼ぶのかと考えるのではなく、中国人観光客を呼び込む戦略があったっていいし、待機児童や介護の人手不足の問題だってもっと積極的に新興国から人を呼び寄せるべきだ(否応なくなってはいきそうだけど)。などなど。そんなこんなで思うのは、日本を元気にしようと考えるのならば、もっと俯瞰的に社会を見て、相関的に物事解決させられる能力、経験が絶対必要になってくると思う。だけど、現時点でそういう人はすくないんじゃないかなと。そしたら、これはチャンスじゃないかとも思っている。そしたら、まずは自分がアジアに飛び込んで日本人として、強みを生かしながら貢献すること、理解することが重要なのではと、そう思う。

三つ目としては、はやくこの国出た方がリスクが低いんじゃね、っていう保身的な考えから。
正直、今の日本よう分からない。なんかもうごちゃごちゃしちゃって、幕末!!って感じだよね。既得権益をもった、マスメディアや検察とかも崩れてきて、逆にあたらしい動きは弾圧?されて。今まさに、既存の価値観が壊れていって新しい価値観が生まれていってる、国としての転換期なんだと、そう日々感じる。だから、皆悩んでいるし、閉塞感漂っているんだよね。なにせ、一寸先の正解が分からないから。で、正直自分もそう。既存の価値観じゃ駄目だってことは分かっても、じゃどんなんかっていうの明確に描ききれない(予想はあるけども)。そして今の自分にはそんな荒れくれた社会を泳ぎきる力がない。またそんな中で、絶対に自分がこれをやらねば!という明確なモノもまだない。そしたら、その波が少し収まるまで、自分の使命が明確になるまで、ある程度未来が担保された国にいって、外で自分を磨いていてもいいんじゃね、って感じだ。まぁ、もちろんその道もあまかないだろうけど。




そんなところだ。若気の至り的なあまい部分も多々ありそうなとこだけど、まぁそんなとこだ。



そんなこんなで、今自分がやっているのは主に情報集めと人脈作りかな。
最近はBOPビジネスに興味があって、勉強会いったり本読んだりしてる。インドネシアとかいいらしいね。
あと、やっぱ英語もめっさ重要だよな。どうしよか。

地域の方も、海外にいくかもと仮定して動いている。つまりは、心残りも多々あるので、仮に外にいっても貢献できるような準備してる。
具体的にはソーシャルメディアを活用して、NPOになんちゃらかんちゃらしようかとか。



長くなったけど、そんな感じでございまする。
ブログ滞ってたけど、週一ぐらいで更新したいなぁ〜。
とりあえず、次の更新時にはブログタイトルかえんとな。。。


それでは!!