你好ソーシャルメディアマーケティングのすすめ ② 初心者編

こんにちは。岡俊輔です。
先日、日本帰国しました。
日本の生真面目さにやや窮屈感を感じながらも、やっぱ日本の接客やサービスは超スゲーと
文化ギャップにまだなれていない今日この頃です。


前回、次回にはweiboの紹介をさせていただくと書きましたが、その前に中国のソーシャルメディア(以下、SM)全般の事情を自分の復習も兼ねてざっくりまとめてみます。(実はweiboの件、翻訳に手間取っています)

中国のSMは以下3っつをおさえておけばまず大丈夫。というより、この3っつを使えこなせたらもうすっかりチャイナライファー(中国生活者)です。

・QQ
・RENREN人人网
・WEIBO新浪微博


・QQ

これは中国人の誰しもが知っています。子供や高齢者を除きネットを使うほぼ全員の中国人がアカウントを持ち、日々使用しています。若い中国人と友達になったら、あなたのQQの番号はなんですか?とほぼ必ず聞かれます。
機能的にはskypeとほぼ同じです。チャットや(TV)電話などが無料で使用できます。ただ、日本人のskype利用と比べると使用頻度は高く、よりチャットの割合が高い印象です。もともと、出会い系的に始まったらしく実名で登録していない方も多くいて、僕なんかはアカウント見て誰だか思い出せないことが良くあります。
チャットや(TV)電話以外のツールもいくつかあります。アドレス帳、リスト、辞書、情報サイト(ぐるなびが入っています)
ツールの豊富さではskypeより上ではないでしょうか?実際、使いこなれてくると中国人がskypeではなくqqを使い続ける理由もなんとなく理解できます。(skypeは中国では規制がかかっていません)

・RENREN人人网

ざっくりいうと、中国のFacebookです。実際、元々は大学内のSNSでつい最近まで名前も学内という名前でした。これも、若い人はほとんどアカウントを持っています。ほぼ、FacebookですのでQQとは違い実名登録です。ただもちろんFacebookと違う昨日もいくつかあります。例えば、「音乐」という機能。訳すと音楽と言う意味ですが、ここではwebにあるあらゆる曲が無料で聴けてダウンロードまで出来ます。日本のも聞けてしまうものが幾つもあります。(完全に著作権違反と思いますが)。他には「游戏」という機能。これはゲームという意味です。中国のSMはゲームがかなり発達しているのが特徴で、若年層がゲームにはまり込みすぎて社会問題化されることもしばしばです。RENRENのゲームも日米のSMと比べてかなり豊富かと思います。また面白い機能としては、RENRENをアクティブに利用すればするほど、RENREN内での位みたいなモノが上がっていくというもの。上にあがったら何かもらえるのかどうかは、まだ低レベルな自分にはわからないのですが、いくらかのインセンティブにはなりますね。


・WEIBO新浪微博

これは中国版twitterですね。このtwitterサービスはいくつものIT会社が参入していて合計で3億人のユーザーがいるといわれています。その中で、最も大きいのがsinaweibo新浪微博です。
大まかな概要は、加藤嘉一 さんのこちらに詳しいです。(http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20110510/219892/?rt=nocnt

既に数万人単位で監視人がいるというのは怖いですね。自分もまだやり初めで勉強中です。
最近ビジネス利用が中国国内で大変に増えてきているとで、関連本を入手したので訳ししだいエントリーしていきますね。


ついでなので、もう二ついきますね。


youku
・Baidu百度


youku(优酷)

これは、そう。中国版youtubeです。これは半端ナイです。何が半端ないかというと、そのコンテンツ量です。恐らく政府が容認しているので、違法動画があふれています。国内の動画以内にも世界中の動画、音楽、アニメ、映画、コメディなんでもござれです。中国の学生が日本のアニメやドラマに驚くべきスピードでキャッチアップしてくる理由が分かります。僕よりも日本のサブカルチャーに詳しい学生がごまんといて、よく焦ってます。因みにですが、このサイト日本ではアクセスできません。日本の法に引っかかっているのか、youkuの意地悪なのか分かりませんが。
ついでに因みにですが、中国ではアダルトサイトには一切サクセスできません。見るのは犯罪みたいです。しかしながら、中国男子学生はどっから持ってきたのか日本のAV動画を数多く保有しています。。セイヨクハコッキョウヲコエル・・・


・Baidu百度

これは中国のGoogleですね。(SMではありませんが)最近、日本でもサービスを開始しましたね。多くの中国人がGoogleではなくこちらを使用しています。機能は著作権フリー以外かなりGoogleと近いかと思います。正直、ほぼ使わないので書けることほぼないです。
 個人的に印象的だったのはGoogleが撤退したときに、友人が喜んでいたことでした。「Googleはいらない、俺らにはbaiduがある」と言っていました。正直、ちょっとうらやましいとも思いました。Googleが消えても大丈夫な程の国産検索サイトが国内にあるということは、そうそうないことではないでしょうか?なんかちょっといいなと思います。


まとめるとこんな感じです。

・QQ ⇒中国版skype
・RENREN ⇒中国版 Facebook
・WEIBO   ⇒中国版twitter
youku优酷 ⇒中国版youtube
・Baidu百度  ⇒中国版google


ざっくり言うとこんな感じです。自分自身、まだtwitterFacebook,mixiなどのメジャーSNSを熟知しているレベルには程遠いので、適切な比較が出来ていないのが申し訳ないです。上達していくたびに更新していこうかと思います。
使っていくと思いますが、それぞれかなりのクオリティーで驚きます。検閲や情報規制といったリスクやネガティブイメージはぬぐい切れませんが、中国SNSの盛り上がりに、実は著作権の緩さとソーシャルメディアの親和性はかなり高いのではという気づきや、この中で「シェア」の文化を刷り込まれた若い世代は、これからの中国をどんな世界に変化させるのか、というワクワク感に駆られます。
 
 そんなこんなでこれからもウォッチしていきますね。中国に検閲をかけられた時が一人前だと思ってインプットアウトプットしていきます。

それにしても、ブログの文章やレイアウトのレベルこのままじゃあかんですね。
以降、頑張ります!

よろしくです。