人人網で過ごした一ヶ月

最近、米国市場にで株価が急降下しているという、人人網ですが
私、このサービスを始めて早一ヶ月がすぎました。
大変、おもしろく気づいたらだいぶはまってしまい、
今ではfacebookよりも友達が多いと言う状況です。(開始37日目、好友105人、680閲覧)

今回はそんな人人網の魅力や機能をざっくり紹介いたします。


中国(人)が好きな方。中国語に興味ある方。中国ビジネスに興味ある方々にお勧めです。


実際に、やってみると、中国人の友達がすぐに沢山でき、中国語を知らぬ間に大量に使っていて、現地のリアルな情報がガンガン入ってきます。


全て紹介してくと限がないので、
今回は「コミュニケーション」「音楽」「ゲーム」について書いてきますね。


「コミュニケーション」
 
 SNSの一番の魅力はユーザ間のコミュニケーションですね。
初めは数人の友人でしたが、なんとなくコツ(次回紹介)を得てからはミルミル友人が出来、閲覧数も増えてきました。今では何か書いたら誰かしらがコメントを残してくれます。また、僕をフォローしてくれている人はほぼ皆日本語を勉強している学生なので、日本語で何か書いても日本語でコメントが返されていることもしばしばです。
 例えばこんな感じ。

日本には「ビワ」っていう上手い果物があるんだぜ、と得意げに投稿したら、
いや、中国にもあるから。そして安いよと皆に突っ込まれてしまいました。

ちなみに、いいね!ボタンやシェアボタンもありますよ。

投稿されたのには、收起回复、分享 、喜欢 のボタンがあります。
收起回复はコメントを返す。分享はシェア、喜欢はいいね!ボタンです。
さすが、中国版facebook

日記の機能もあって、僕もよく中国の方が興味を持ちそうな日本の情報をキュレートして載せてます。もちろん、日本語で。

「日本って閉鎖的で排他的じゃない?」とちょっと硬めのテーマの記事を実例を紹介しながら書いたときのものです。
タイトルだけは中国語で書いたのですが、まずそのタイトルの添削を中国学生がしてくれました。(たびたびあります)
出てきた意見も多様で面白かったです。島国なので閉鎖的、外国人には溶け込めにくい。会社の日本人上司がまさにそうだ。でも、真面目で礼儀正しいよね。などなど。
facebook上ではなかなか出来ない議論かもしれませんね。


他にも、中国の記事を投げたら日本語に訳してくれたり
日本のアニメや漫画のネタを投げたらやたらと熱く語ってくれる学生がいたりといつも大変面白いです。
強く感じるのは、日本のアニメ漫画などの日本ソフトパワーの強さですね。
彼らの多くはそれらから、日本に好感を持ちそれらから日本を学んでいます。
日本の何気ない日常の写真等を投稿したりすると、「それ、ちびまる子ちゃんで見たから知っている、EVAで見たことあるよ〜」等返ってきて驚くことがしばしばです。

日本に好意や憧れを持っている学生が多く、
彼らと接していると、自分が日本人であり日本に生まれたことが大変に大きな付加価値を持っていることなんだと感じます。
留学したときも感じたことですが、人人網上の方がより強くまた日常的に感じられます。


「音楽」(音乐)

人人網はSNSでありながら、音楽コンテンツが充実しています。これはfacebookとの大きな違いの一つかも知れません。

ここでは、(恐らく)無尽蔵に音楽コンテンツがあって自由に選んで、自分の倉庫みたいなとこに入れられます。また、聞いた曲に対してのコメントやいいね!ボタンもあります。
日本を含む世界各国の最新の曲までもが入っていてちょいとびっくらします。
「人人电台」という、ラジオっぽく勝手に音楽が流れてくるのもあります。チャンネル数も多いです。
法的な議論は置いといて、中国ってのは世界で最もソフトカルチャーの恩恵を受けられる国なのかも知れませんね。その恩恵を受けて育った学生が、将来どんなソフトカルチャーを作り上げてしまうのか、そんなことも気になりますね。


「ゲーム」(游戏)

 facebookとの最も大きな差はここかもしれません。
中国のSNSの最大の特徴はゲームが充実している(ということをどっかの雑誌かなんかで以前見ました)

まず、コンテンツ量が半端ないす。
数十、もしかした数百とあるかもしれません。
で、仕掛けが巧妙です。
レベルみたなものがあって、やればやるほど上がっていきます。
そして、友人がどんなゲームをどれだけの時間やっていて、今どのくらいのレベルなのかが全て可視化されます。傍からみてると、負けられなくなりますよね〜。
facebookが本格参入を計画しているということを度々聞きますが、ここんとこどう超えていくのだろうかと気になります。



そんな感じで今回は「コミュニケーション」「音楽」「ゲーム」機能をざっくり紹介させて頂きました。他にもファンページや写真のタグつけ等等、本家にも負けじ劣らずの細かい機能も沢山あります。また、機会があれば書いていきます。

とりあえず、次回はどう人人網を始めてどう人人網上を歩いていくのかをリスクも含めざっくりまとめようかと思っとります。


中国版skypeのQQや中国版youtubeのtudou等等、他にも怪しくて面白いサービスが多々あるので、順々に書いていきます。


よろしくお願いします。