中高齢者にこそITを!

自分はあしたやというNPOにてインターンをやらせていただいています。
中高齢者のスタッフの方が大半の団体なのですが、そこに身をおいていると、この方たちこそITを活用すべきなのでは、と強く思います。

情報格差が生死を分ける
 3.11の震災の時つよく思いました。電話やメールがつながらない中でツイッターは機能していました。そして、そこから流れる情報を得られたかどうかの差が命に関わったこともあったと思います。原発の問題もまだ収束していませんが、ITリテラシーの差が生活に関わることは間違いないと思います。そして、それを持たざる中高齢者の方にこそ活用されるべきだと思います。


・中高齢者の持つ「智」の循環を
 僕はこのNPOに来ると、スタッフの方が様々な面白いお話をしてくれます。ビジネスで現役バリバリだった頃のお話、幼い頃貧しかった頃のお話、多摩にて市民運動が盛んだったころのお話などなど。彼らの話はとても刺激的で自分の為にもなります。この生きた「智」をネットを介して日本中に循環したらきっと素敵なことになるのではないかと思います。 


・デフレ解消の鍵だ!
 デフレの正体って本で、中高齢者がお金を貯めて使わないことがデフレの要因の一つだと書いてありましたが、ITが一つの鍵になるのではないかと思います。
お金を使わない一番の理由は社会への不信感、不安感だと思います。けれど、ツイッターをやってると若き有望な才能を簡単にいくつも発見できます。そういった、存在を認識し日本の未来を楽観するということが、財布の紐を緩めるというのは言い過ぎでしょいか? また、ITのサービス自体が本来社会的弱者にフィットするものだと思います。つまりは、外にあまり出られない高齢者こそ、アマゾンなどのネット販売サービスを活用すべきだと思います。その気楽さが購買力をあげるかもしれません。




 といっても、中高齢者の方にITをやり始めてもらうことがすごく難しいことなんですよね。
以前、地域でSNSを展開させる活動をしていた時にもそこがネックになりました。とりあえずの僕の解決策としては、中高齢コミュニティの間でIT活用したことによる成功例を出すことです。 したがって、今日もおばさんたちの中で、一人シコシコパソコンをいじっているのです。。。

                                           あぁ、先は長し。

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