人人網(中国版facebook)のはじめ方   日本にいながら中国留学!?

 人人網を始めてはや2ヶ月。いまだにはまってます。最近は周りの人に勧め始めまして、なかなかに好評なので、もっと多くの方に広めたいと思ったので登録までの過程をブログにてまとめていきますね。ちなみに、中国語が出来なくても人人網は始められますし、続けられます。
           (※念のためにですが、人人網の回し者とかでは一切ないのでご安心を〜w)


こんな方にお勧めです!

・中国語を勉強したい方 ・中国をもっと知りたい方 ・純粋に中国SNSに興味がある方 ・いつか中国に旅行や留学を旅行をしたい方 ・中国ビジネスで一旗上げたい方? 等々


やってるとこんな利点がありますよ〜 三点あげてみます


①お金かけずに中国語の勉強が出来ます。
日本人と交流したい中国人はたくさんいます。しかしながら、facebookなどは規制されているためネット上に日本人がいないのです。なので、人人網に立っているだけで中国人の方々がよってきます。中国の大学の日本人学科にお邪魔した気分です。(ちなみに日本語学習者は女性の比率がとても高いっす)仲良くなった中国人とskype等で一緒に勉強しちゃいましょう〜 

②現地(人)のリアルな情報が入ってきますよ。
観光にいくならどこにいくべきか、現地ではなにが流行っているのか、日本との違いはなんなのか、など気になる情報を中国人ユーザーが教えてくれます。全部日本語で聞いても大丈夫です、皆さん日本語で返してくれます。ちなみに僕は、中国語の雑誌を日本語に訳してもらったこともあります

③ビジネスに活用出来る(かもしれません)
自社の製品をゼロコストでリサーチや宣伝が出来ますし、実際中国企業は人人網を使ったマーケティングブランディングに活用し始めています。日本の経済とは反比例に伸びている中国市場に対しての切り札になるかもしれませんね。

   人人網での中国人学生との交流や企業事例を以前簡単にまとめたので、よろしければご参考に
              人人網で過ごした一ヶ月
    〓好ソーシャルメディアマーケティングのススメ。 実例紹介、ユニクロ編


さて前書きがながくなりましたが、こっから実際の登録までの流れを書いていきます

まずは、人人網 に飛んでください。
そして赤丸で囲んだ「立即注册」というボタンをポチっと押してください。

そうしましたら、必要情報を記入していきます。上から順番に「注册邮箱」→メールアドレス 「创建密码」→パスワード 「真实姓名」→名前(実名) 「性別、生日」→性別、生年月日 「我现在」は自分の身分です。我已经工作了(職についてる),正在大学(大学生),正在中学(中高生),是其他身〓(その他)から選んでください。 で、ちょっとやっかいなのが最後の「验证码」です。出ている漢字を入力すればいいのですが、よう分からない字もよく出てきます。そんなときは,いけそうな漢字が出てくるまで「看不清换一张」をポチポチポチして下さい。その内、全部日本語の漢字が出てきます。全部入力し終わったら、一番下の「立即注册找朋友」をクリックです。

するとこんなのが出てきます。そうしましたら、>>暂不认证,随便看看 というのが真ん中らへんに青字で書かれているのでそこをポチっ!

もうちょいです。ここも空白の欄を順番に埋めてってください。但し、日本での職業や大学名を記入しても選択肢が出てきません。なので、そこは適当にそれっぽいのを選んでポチっとしてください(登録後、変更も可能なので)
全部書き終わったら、青枠の「保存我的个人信息」をポチです。

すると次は友達を選ぶページがきます。けれど、ほぼ間違いなく知り合いはいません。なのでここは「跳过」をポチです。スキップっていう意味ですね。

[

次は、顔写真のアップですね。「上传头像」ってとこをポチです。あともう少し!

すると、ついに出来上がりです!!


これで一応完成なのですが、ここでもうひと頑張り。
というのも、この状態でなにかつぶやいたり、日記的なものを書いてもフォローワー的な人が一人もいないので、巨大な中国にてひとり寂しいおもいをするだけです。
オススメとしては、日本語を勉強している中国人をフォローしまくることです。あちらにとっては日本人は貴重な存在です。
どうやって、彼らを探すかというと日本人を探してください。そうすると、日本人のフォロワーは日本語の学習者だらけです。彼らをフォローです。
といっても。その日本人をどう見つけるのかっていうのも苦労しかねないので、とりあえずコレ僕の人人網です。 http://www.renren.com/profile.do?id=368597603
ここから、僕の友人経ちを「加为好友」というボタンを押して友人申請していって下さい。極めて高い確率でOKされます。
ある程度、人数が増えてくれば、冒頭の方で上げた利点を享受できるようになると思います!!


アイフォンアプリもあるのでお勧めですよ〜



あまりにざっくりな紹介で申し訳ないです。
何か質問等あれば、メールでもツイッターからでもお気軽に〜



勉強会も8月6日にやります⇒8/6(土)「人人網(中国版Facebook)を始めよう!」 日本にいながら中国留学!? 参加費無料なのでお気軽にどうぞ
もし需要があれば定期的にやりたいなとも思っています。

よろしく〜す


「口コミ」超大国チャイナ!! 中国(アジア)SNSを読む

 
  3.11震災の当日から数日にかけ、この画像に「(こうしたマナーの良さは)教育の結果。(日中の順位が逆転した)国内総生産(GDP)の規模だけで得られるものではない」という説明がついた投稿がweibo(中国版Twitter)上にて、大変な勢いで駆け巡りました。RTは7万回以上され「中国は50年後でも実現できない」「とても感動的」「われわれも学ぶべきだ」等という日本へのポジティブな意見がTLを賑やかしました。
               ( 参考  MSN 産経ニュース   中国、日本人の冷静さを絶賛 「マナー世界一」の声も http://bit.ly/hpQrU9 )


中国SNSの大きな特徴「口コミ
 
 上記の様子はまさに口コミですよね。一時的ではありますが、7万回というRTによって日本に対して好印象を持った中国人は少なくないはずです。
中国人は自分の話をするのが大好きです。大陸文化なのか自分を主張するというコミュニケーションスタイルが一つの国民性になっていると言って良いと思います。それは、ネット上でも然りであって、中国SNSの大きな特徴と言えます。

 この本を参考に進めたいと思います。全体的に中国ITによる社会情勢の変化が知らされているので、中国ITにおける企業動向は宮田将士さん(普千 商務信息有限公司)20Pほどの記事しかありませんでしたが、大変興味深かったので簡単にシェアしますね。

 中国IT人口は4億人と言われているだけに、SNSを含む中国ITにおけるPR活動は企業において非常に重要なものであり、特徴である「口コミ」をどう利用するのかが利益を大きく左右するとのことです。確かに僕の中国の学生の友人はネットで買い物をする時ネット上の口コミを必ず見ていました。
 著者いわく、口コミにには大きく2種類存在するとのことです。ひとつは、「CGM(Consumer Generated Medeia)」を通じた意図的に評判形成されたものであるということです。つまりはマスメディア→ウェブ→CGMへという口コミを意図的に作るのです。マスメディアの情報はすぐにウェブ上へと流れ込みます。したがって、このようなWEB評判の形成をお手伝いする企業も既にチラホラあるみたいです。この口コミ形成によるところのメリットは、口コミの流れを客観的に見れ計測が出来るということで、逆にデメリットとしてはユーザーからの「やらせ」不信感が完全にぬぐえないということです。
もう一つは、自然発生的口コミです。インフルエンサーSNS上で発信したものがユーザー上で転載により拡散していくという流れですね。これは規模としては、大きいものは難しいけどやはり知り合いからの情報、体験やプロセスを共有するということは与える影響が大きいですよね。そういえば数年前、福島県JETROと組んで中国のインフルエンサーを呼んでのSNS口コミ戦略を実施してましたね。以前、ブログにて紹介しました(よろしければ!)→ http://d.hatena.ne.jp/gangjun/20110623/1308794813
僕もいつかインフルエンサーになりたいです〜
 
「口コミ」による企業の健全化へ
 
 著書は中国SNSのリスクとして企業情報の漏洩も指摘しています。従業員のITリテラシーの低さによる内密情報の漏洩と、不祥事などのネガティブ情報の拡散です。前者は企業にとってコントロール内ですが後者はコントロール不可もモノですよね。でも、社会全体から見れば企業の健全化が進みということで非常に好ましいことだと思います。特に食の安全性の問題においては社会問題になっていると聞きます。日本でも餃子事件がありましたが、中国ではあの程度は日常茶飯事ですし中国人自身もどうにかしなければと考えています。したがって、WEBでの評判が企業の価値を決める流れは間違いないですし、いわゆるブランディングということが中国で生きていくために重要な要素を占めてくるようになるとおもいます。
 個人的にワクワクするのは、そのような流れを作っているのが僕と同じ若い世代だということです。4億人のネットユーザーのうち約7割が80年代以降の生まれです。つまりは、今の20代〜30代を中心に中国企業の健全化、クリーン化が推し進められているといっていいのだと思います。これが、政治的な流れになるかという議論は置いといて、ネットを活用し若者が社会をよくしうるという可能性に刺激を受けます。  


実はこれはアジア全体の特徴(日本を除く)


 中国のSNSでは自分の意見を主張する人が多く口コミが盛んであるという話をしてきましたが、実はこれは中国だけの特徴ではなくアジア全体にいえることなのです。

 こちらのp83〜p85からの「国別調査 ソーシャル・ウェブの利用状況マップ」という項に詳しいです。まず、驚くのはアジアがソーシャル・ウェブが最も普及しているという事実です。BRICs諸国をはじめとする新興国ではソーシャル・ウェブが非常に盛んで特にやはり中国とインドが注目です。ユーザー数も膨大なのですがやはりその積極的な利用性です。例えば、中国とインドのソーシャル・ウェブ利用者のうち、ミニブログに投稿したことがある人の割合はアメリカの3倍に上り、ビデオ共有の割合はアメリカの2倍というデータが記させています。アメリカ人がブログを書いたことがある人の割合が15%未満にとどまっているのたいして、新興国においては最大45%に上るというのです。社会への不信感が背景なのか、理由はよくわかりませんが、これはすごいことだと思います。世界の経済をアジアが率いていくというのは既によく言われていますが、ソーシャル・ウェブをも率いていくポテンシャルを持っていることを示していると思います。
 ちなみに、日本はアジアの中での異質な利用スタイルみたいです。2008年のmixiのデータなので今とはいくらも違うかと思いますが、そのデータによるとSNS内での各ユーザーの友人は比較的少なく、コミュニケーションスタイルも家族や親しい友人間内での内輪型ということです。まさにムラ社会ですね。Twitter上にてたまにmixiタイプの内輪型コミュニケーションで活用しているユーザーを見かけるとなんだかもったいないなぁと思ってしまいます(まぁ、使い方なんて人それぞれ自由かとも思いますが) ほかにも、韓国や欧州などの面白い情報がマップとして見やすくまとめられているので、興味あるかたは是非手にとって見てみてください。

 ビジネスとしても、アジア間の交流としてもアジアSNS事情は非常に面白いと思います。アメリカの最新情報をキャッチアップすることも大事ですが、視野を広げてみればまったく違った大きな可能性も見えてくるのではないでしょうか。

【あしたや日記】多摩から発信!ローカライゼーション!

こんにちわ。岡俊輔です。
お世話になっている、あしたやさんを学生(僕)視点で捉えた記事を定期的に発信していこうと思います


 最近、「幸せの経済学」(http://www.shiawaseno.net/)というドキュメンター映画を見ました。大変、心動かされた映画でして配給しているユナイテッドピープルさんに微妙にお世話になったこともあり、試写会のボランティアスタッフまでやらせていただいたほどです。
 内容はインドの北部にあるラダックを舞台にし、仏教を大事にし自然と調和しながらのんびり幸せに持続的な生活をしていたラダックにグローバリゼーションの波がやってきて、過去の古きよきものが壊れてしまっていく中で、やはりローカライゼーションが大事なのではないか?という問いを発信するというものです。3.11があった為、よりリアリティーを感じながら視聴でき実際予想を超えた来場者だったということです。
 共感した次に大事なのは行動であり、僕はお世話になっているNPOあしたやに大きなヒントがあるのではと、最近強く思っています。


スローフード 自然食品、地産地消フェアトレード

 スローフードという言葉を聞いたことがあります。イタリア発の考えでしてファストフードの対義語として使われているみたいです。あしたやで扱う食材は自然食品です。また、野菜は有機なのはもちろんのこと、地元の多摩地域で採れた野菜も多く扱っています。チョコレートの加工食品はフェアトレード製品です。まさにスローフードといっていいのではないでしょうか?そのような確かな商品を現場まで行って、味見をし生産者とのつながりを持った上で初めて販売しています。
 あしたやは毎年2回、オーガニック市を開催しています。全国の自然食品生産者を多摩に招待し、地域のお客さんたちに販売しています。大変好評で雨の中でも毎年数百人の方が来ていただけます。 昨今のオーガニック食品の人気の高まりが後押しているのは確かですが、あしたやが10年も前からコツコツ活動してきた地域への影響は大きいと思います。あしたやが設立からここまで来るまでに、近隣のスーパーがいくつも潰れてきましたが、ここは未だに生き残っています。それが何か重要なものを示しているのではないでしょうか?これからもどんどん多摩を核にどんどん発信していって欲しいです。自分も頑張ります。

 スローライフ  共に働くことによる充実
 
 あしたやに来るとなんだかいつも心地よい空気が流れています。スローですね、なんていうとと怒られそうですが、スタッフの皆さんが「利益」先行ではなく「人」先行もしくは「ミッション」先行で働かれているからかもしれません。
「共に働く」というのがあしたやの重要なミッションです。僕はただの学生手伝いなので、たいそうなことは言えませんが、スタッフの方を見ていてこれからこんな働き方が非常に重要になっていくのではないかと感じます。働いている方は地元を中心とした年配の女性の方(ボランティア多数)が多いですね。そして知的障害を持っている方です。そんな方たちが日々力を合わせ「共に働い」ています。
 僕はたまに、障碍者の方とパートナーを組んでちょっとした雑用をさせていただいたことがあります。障碍者の方はスピーディーではありませんし、たまに間違えることもあります。そんな彼らとペースを合わせる必要があり、コミュニケーションを持ち時には補助に入ることも必要です。それによって初めて「共に働」けるのです。以前、一人で作業をしていたら障害者のスタッフの方に「ゆっくりゆっくり、無理しないで」と言われました。バックグラウンドが違う人同士がコミュニケーションを取りながらお互いのペースで働く。スピーディー過ぎるこの社会に適応できず精神的に負担を感じる人が後と立たないとよく聞きます。一つのメッセージとしてあしたやは重要な役割を担っているのではないでしょうか。

 人と人をつなぐ リアルなコミュニティ
 あしたや(の人達)はとても人大事にします。忙しい時でもこんな学生でもちゃんと向き合って話を聞いてくれます。そしてそれこそが、あしたやが10年以上に渡り活動を続けられ多くの支援者を増やし続けた理由なのだと思います。僕らネット世代はどうしても、ネットありきでコミュニティを考えてしまいます。しかしながら、ここにいるとリアルの重要性をとてもつよく感じます。本来、人と人がつながり継続的に関係を持ち続けるのは大変にコストを消費するものであり、それによって持続的に信頼のあるコミュニティを拡大し続けられると言うことを再確認させられます。コミュニティはリアルありき、そんな原則を忘れずに僕らが持つネットにて貢献しながら、あしたや含め様々なフィールドにて活躍出来ればと思います。


こちら、あしたやのファンページです。よろしければ!
http://on.fb.me/pWYkal

中国のマンモスITサービス「QQ」 中国版skypeの正体

你有没有QQ吗?(あなたQQ持ってる?)
中国人の若者と仲良くなったら、極めて高い確率でこのフレーズを聞かれます。

最近、weibo(中国版twitter)や人人網(中国版facebook)が日に日に注目を集めていますが、
中国のSNSといったらまずはこれです。最も中国人のライフスタイルになじんでいるSNSと言っていいでしょう。逆に言えば、QQを知れば中国人との距離を一気に縮められる!(かも)
ということで、今回は中国版skypeといわれるQQを紹介させていただきます。


・莫大な利用者数 日本3国分のアクティブユーザー数
 QQのユーザー数は2010年のデータでは、アカウント数は10億近くに達し、アクティブユーザーは約5億人にも及び、同時オンラインアカウント数が1億を突破しているとのことです。これは、ハンパないですよね。中国国内でもSKYPEは使えるのですが、QQの利用率が圧倒的していることが、いかに中国に馴染んでいるサービスかを示していますね。プライベートとビジネスの二つのアカウントを使い分けている人も多いらしく、それが5億人というユーザー数につながっているのだと思います。(中国のネット総人口は約3億人) 中国の街中を歩いていると、多くの企業広告を目にするのですが、そこにはQQのアカウント番号が載っていることがしばしばありました。ネット上においての住所のような役割を担っているのかと思います。

・多機能 こんなに使いこなせましぇん
 機能がありすぎです。僕としてはチャットが出来てカメラ電話があれば十分のなのですが、余りある機能が充実しています。アドレス帳、グループ、情報サイト、翻訳、オンラインショップ(的なもの)、メール機能、メモ帳などです。5億ものアクティブユーザーがいればニーズも多種多様ということなのでしょうか。もちろん、SKEPEと同様に複数で話したりファイルを共有したりもできますよ。ただ、音質や画質はクオリティーSKYPEの方が高い気がします。
 
・こんな風に使ってます。 語学学習にはオススメ!
 やはりですが、中国人とコミュニケーションを取るときに使います。日本にいる中国人学生や中国にいる中国人学生ですね。仮にSKEPEがあってもQQの方が彼らは使い慣れていたり、SKYPEを知らない人もいるので、やはりQQの方がいいです。
 どうQQで知り合うのか?ですが、僕の場合、リアルに知り合った人以外に、人人網上で知り合った学生が意外と多いです。人人網で更新、交流を続けているとQQ教えてとよく言われることがあります。そこで教えた後、QQでお話したりします。あちらにしてはいい日本語の勉強になりますしね。ちなみにですが、中国の日本語学習者の周りには先生も含め日本人が少なく、普通にコミュニケーションをしてるだけなのに結構喜ばれます。こっちとしても、いい中国語の勉強になりますしね。
 

・こんなところがヤダ。こわい。

 まず、広告が邪魔ですね。サービスを利用するとこんなのが自動的に表示されます。
情報サイトなのか広告なのか微妙なのですが、僕はあんまうれしくないです。
このぐるなびはわるくないんですがねぇ

やはり、5億人もアクティブユーザーもいれば、各スポンサーもだまってないでしょう。多分設定次第で止められそうですが、中国語なもんでようわからんです。
 あと、怖いのは検閲ですね。見られていない可能性はないですよね。実際、反政府的なファイルデータの交換をQQ上で行ったら当局に捕まったという事件もあるみたいです。ユーザーが多いだけにそこまで厳しくはみられないとは思いますが、怖い場合はやはりSKYPEが無難ですかね。

・(おまけ)ボイスチャット微信」は現地で流行!
 
 QQのサービスを展開している騰訊ですが、QQ以外にも幾つもサービスを展開しています。それは、メールサービスであったり(電子書籍)ライブラリーであったりゲームであったりと、グーグルばりの多展開をしているのですが、最近は「微信」というボイスチャットのアイフォンアプリを展開し中国の若者内で大変に流行っているらしいです。

そのまんまボイスチャットでして、自分の声を数秒間録音して相手側に送ったり送られたり。でもこれが楽しいです。アイフォンなので気軽に利用できるってのもあるんですが、古いようで新しい新鮮さがあります。既存のチャットサービスに慣れてしまっている人は、割と親しみやすくかつ刺激的に感じるのではないでしょうか

・とりあえず、やってみよ〜

 無料なので、大したリスクではないと感じた人は是非始めてみてはどうでしょうか?検索すればダウンロードの仕方とかもどっとでてきます。
 仕様に慣れてくると楽しくなってきます。日本にいながら広大な中国大陸への第一歩を踏み込めますよ〜

NPOあしたやストーリー 【後編】

前編 http://d.hatena.ne.jp/gangjun/20110629/1309327009
に続き、NPOあしたやが今に至るまでのストーリー(代表執筆記事)
を載せさせていただきます。


お店・経営としては・・・

 潰れそうで潰れない「あしたや」経営方法については、、私たちなりのこだわりを通してきた点も大きいと思われる。地域の店として生き残っていく上で大切なことを出し合い、出来ることを実践しているのだが、多摩市内における活動の積み重ねの中で多くの支援者・協力者の力も借りて日々の運営を続けている。
・扱う品物については、出来るだけ生産者と直接つながりたいと考えている。お客さんに説明できる中身を勉強するため、行ける範囲で出来るだけ多くの産地訪問や研修を毎年全員で続けてきた。また、内容や情報を提供するため毎月欠かさず発行している情報誌に掲載するなど「他店にない強み(商品の差別化)」を伝える努力をしている。
・こまめに地域への配達を続けている。(1000円以上、市内及び近隣地区・無料)高齢化をしてきた多摩ニュータウンの中で、お客さんとのコミュニケーションの大切さや情報交換できる店でありたいと、日々接客している。
・市の公園掃除を受託したり、協力してもらえる保育園の床掃除や、窓拭きでの固定的な仕事を得る。
・近隣保育園での食材やトイレットペーパー、洗剤などを受注し、こまめに対応できるような関係を作ってきた。さらに古紙回収や食廃油を回収し、リサイクルした製品の配達をするなど循環させるシステムにも取り組んでいる。
・年二回の「オーガニック市」の開催では、新聞折込で宣伝活動をするなど、それなりの経費を使って、イベントを仕掛けて成功している。
 年二回の催しであるが、店頭で生産者が直接商品の試食販売をするなど、あしたやらしい多くのつながりを実感する機会ともなっている。回を重ねるごとに盛況となり、売り上げの数字も小さな店とは思えない数字を実現してきた。さらに地域商店会や近隣自治会などの協力関係も作り、商店会長さんからは「あしたやのお陰で、うちにもお客がいっぱい来てくれたよ・・・」との言葉があり、地域活性にも一役買っている。


大切にしてきたこと

 「共に働く」をいかに具体的な仕事として作り出していけるのか・・・。そこには長年の積み重ねの時間の中で獲得してきた、”働くもの同士の共感”がある。例えば、毎朝の打ち合わせの際にその日一日の仕事の流れを、組んだ者同士できちんと了解の上、段取りを考えるなど、小さなことと考えられがちな所に一方的でない関係のあり方などが宿るのでもある。
 また、月に一度の「あしたや」「はらっぱ」両天が休みの時には、スタッフ全員が集まる「定例会」を当初から欠かさず開いてきた。この場は、私たちが特に大切なものと位置づけ、定款の規則にも定めたもので、運営の中身や店のあり方についての情報交換の場である。運営について話し合ったり、商品の勉強会や店の問題点などを話しあうことで、自分たちの働く場・店としての自覚をもつ上でおおいに役立っている。


課題は・・・

 当初数名でスタートした「共に働く」が、今や32名もの大所帯となり、仕事の幅も規模も大きく広がり、この十数年、地域の中で実践してきたことはあらためてすごいことだと考えている。
 しかしながら、年月が経って解消しない課題もより鮮明になってきた。みんなで必死に頑張った売り上げと、貧弱な行政の補助金では生活できる自給を出すことは出来ない。とりあえずの目標として掲げてきた法定最低賃金にいまだ達せず、障害者はあしたやの給料に加えて年金または生活保護を受けざるを得ない。また、健常者は常勤者を除いて、家族の収入により生活している。 
 資金難と仕事の中身の不足から、勤務日数を増やしたいメンバーの希望にも応え切れていない。  
 また、意思疎通が難しかったり、多くの人の中で一緒に働くことを続けていくのに大きなストレスを感じているメンバーにとって「共に働く」って何であるのか・・・
 立ち上げから元気に関わってきた第一世代も、年月と共に高齢化してきているのかで、世代交代も重要な課題である・・・・

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 いかかでしたでしょうか?
長い文章を読んでいただきありがとうございます。
皆で力を合わせてやってきたあしたやですが、今もなおいくつもの課題と向き合いながら前進しています。
学生として傍から見ていて、一人ひとりの大事な「つながり」が力を生み、ここまでの歩みを可能にしてきているのだと強く感じます。

もし、NPOあしたやのストーリーに共感していただけたら、また新たな「つながり」として皆さんとも一緒に歩んでいけたら幸いです。

「中国新人類・八〇后が日本経済の救世主になる!」(原田曜平+余蓮著、洋泉社)を読んでみた

 原田曜平さんと余蓮さん共著の「中国新人類・八〇后が日本経済の救世主になる!」を読んでみたので、メモや感想を共有させていただきます。
 僕の中国人の友達はほぼ八〇后世代なので、大変に共感するところが多かったです。友人をマーケティング視点で見るというのは、若干後ろめたさがありましたが、消費パターンから捉えることで生活様式人間性等も見えてきて、ハッとなることもしばしばでした。やはり、中国は広い!!。
 

そもそも八〇后とは?


 僕の八〇后への印象としては「僕らとほとんど変わらない」というものです。僕は88年生まれなので、まさに八〇后世代ですが彼らと交流をしてる中で感じるのは、持っている感性のようなものが極めて近いと言うことです。特に、映画や漫画など文化的なものへのリアクションはほぼ同じではないでしょうか?しかしながら、やはり彼らのほうが消費欲が強いですし、未来への楽観を感じます。
 著者もそれに近い意見を持ちながら、八〇后の持つ市場性を強く主張しています。また、八〇后の特徴を①市場経済とともに成長②一人っ子が多く、お金をかけられて育った③大卒・ホワイトカラーが多い④ネットユーザーの多くが八〇后以下 として紹介しています。
 ハッとなったのが、八〇后の人口規模です。一人っ子世代ど真ん中世代なので、低人口なのかと思っていたのですが違うようです。実は八〇后はおよそ2億人にも達するとのことです。一人っ子世代が適用外だったり、守られていない地域や民族がいたり、上のある世代で人口が飢餓等で減ったこと等が原因のようです。ちなみに、八〇后の下の世代の九〇后も約2億人がいるとのことで驚きですね。
 八〇后は中国国内でも異質の世代と捉われているようです。わがまま、自己中心的等のネガティブなものや個性的、才能があるなどポジティブな面でも他とは異彩を放っているみたいです。以前、中国の学生の友人が「一世代上になると、途端に話が合わなくなる」といっていました。これって、日本の僕ら八〇后世代にも強く感じることです。その理由として僕はネットの影響が極めて強いと思っています。

2億人のネット市場=八〇后以下


 中国のネットユーザーは約3億人に達します。本によると、そのネットユーザーの31.5%が八〇后で、それより下も合わせると67.1%にも及ぶとのことです。つまり、中国のネットユーザーの大部分が八〇后以下であり、その数は2億人を超えるということです。日本の人口より多いって、これすごいですよね。
 したがってもちろん、ビジネスでもガンガンにネットが活用されているみたいです。例えば、中国不動産最大手の万科は、人気SNS開心網のソーシャル活用した結果、サイトへのアクセスが35%増加したそうです。 
 著者は、一人っ子世代の「寂しさ」がネット上でのつながり加速させると著していましたが、なるほどなと思いました。彼らと交流していると同世代のつながりをとても重要視しているように思えます。昨今の中国SNSの隆盛はそんな背景があるんですね。SNSが生活に重要なポジションを占めている様子は日本の若者以上かもしれません。

中国にもソーシャルな若者が
 
 著者は中国の八〇后を4つの種類に分類して説明しています。高額ぴん消費の「月光族」、社交消費を行う「洗練族」、先行消費を行う「透明族」、是が非でも消費の「飯族」です。どれも、実例やインタビューがのっていて、分かりやすく大変共感する分類で、あぁアヤツはこの族だなと、友人を当てはめながら読み進めました。
 特に興味深かったのが、社交消費を行う「洗練族」です。お金やモノよりも家族や友人、ボランティアなどのコトを重視する層らしいのですが、非常に成熟した消費スタイルらしく、まさに最近のソーシャル系と呼ばれる若者層に近いな思い大変興味深かったです。僕はこのような中国人にまだ会ったことがなく、どちらかというと、ガンガン消費してちょっとミーハーっぽい友人ばかりなもので、大変興味深かったです。一部の層にすでにこのようなタイプが存在し、マーケットとしては厳しいのではないかと書かれていましたが、個人的には是非話してみたいタイプですね。そういえば、以前ネット記事で、一部の中国八〇后の間でレンタルサービスが流行っているとも聞きました。日本のソーシャル系な人とも共感し合えそうですし、マーケット的にも最近はやり始めたシェアビジネスとかがそのうちあっちでもその層に受け入れられるかもしれませんね。なんだか、いろいろ将来が楽しみです。


やっぱ、僕らそんなにかわらんよね

 読んでいてやはり感じたのは、中国の八〇后と日本の八〇后は似ているなということ。マスメディアのバイアスでついつい中国と言うのは近くて遠い国という印象が先行しがちですが、僕ら若者世代関して言えば、ネットがあり、わがままで、上から叩かれ、さびしがり屋で、つながって、シェアする。
 もっと中国ソーシャルメディアを使いこなせるようになって、近い距離で多くの中国八〇后とコミュニケーションが出来るように頑張ります。

中国最大手動画サイト、土豆網で遊んでみよう〜

今日は気分的に土豆網(http://www.tudou.com/)を紹介させていただきます。
土豆網は中国最大手の動画サイトでいわば中国版youtubeです。

最近、CEOの離婚問題でグズグズ感もあった土豆網ですが、
サービスクオリティはやはりパナイです。

コンテンツ量の多さ

 どれくらいあるとかの正確な数字は分からないのですが(2007年データ、約700万コンテンツ。ちなみにユーザー数は約6000万人)、世界中のコンテンツ、音楽、映画、アニメ、ニュース、コメディなんでもあります。しかも海外コンテンツにはしっかり字幕翻訳が入っています。(ボランティアで誰かが訳をかいているのでしょうか?エンドロールでいつも訳者の名前が出てきます)
 収益モデルはおそらく米国youtubeに近く、(長編)コンテンツを見始めると、まずどっかの企業CMが流れます。全部中国企業のCMなので中国語だし興味ある商品でも近場に売っとりませんが。また、動画を途中で一時停止すると動画内に小さな窓が出てきて企業CMが再度始まります。(というか、日本のyoutubeもこのくらいしていいからコンテンツを増やして欲しいです)
 ただ、ここまでのコンテンツが一つのwebで無料で配信されてしまうとは、中国のコンテンツ産業は一体どんな仕組みで成り立っているのかが気になってしまいます。
 
 コメントもいいね!もシェアも投稿もできる
 
 中国版youtubeなので、youtubuで出来ることは全部出来ます(多分)。

動画を見始めれるとこんな画面になります。
ちょっと左右の広告が煩わしいですね。。(短編動画こうみたいです)
動画下部にあるのが機能一覧ですね。
親指たててあるアイコンはいいね!ボタンですね。
「转帖」ってかいてあるところは、各種ソーシャルメディアとの接続です。
僕はよく「人人網」のとこを押して皆に面白い動画はシェアしてます。もちろん、facebookとかには接続不可です。
スクロールして下のほう行くと、コメント(评论)場所があってアカウント作ればだれでもコメントできます。

これはアイフォンのアプリでの土豆網ですね。無料で見れます。
これ使えば、かなり気軽に動画の投稿も出来ますね。
投稿などアクティブに活用するとポイントみたいなものがたまるみたいです。
たまるといいことあるんかなぁ〜。頑張って貯金します!

ついでに紹介しますと、twitter的な機能もあります。
つまり、誰かのアカウントをフォーローしたりフォローされたりと数字で可視化されます。
フォローした人のお勧め動画が自動で流れてくるというものかと思います。
これは、深く利用してない機能なのでほぼ分からんです。すんません。



 土豆網は世界最大の動画サイトでコンテンツ数もユーザー数(ほぼ中国人?)も世界級だと思われます。しかしながら、その不法性やfacebookなど外国ソーシャルメディアを受け入れられない情報閉鎖性が邪魔をして、そこまでの国際メディアになれないが実情かと思います。
 しかしながら、ちょっと覗いてみるとそのコンテンツ量に圧倒されながら、中国人のコンテンツへの嗜好性に興味を持たされます。例えば、日本のドラマや映画をみると、そこのコメント欄には僕ら(日本人)が視聴した時と同様に感動していたりします。なんか、それを見てると嬉しい気持ちになります。
 中国とはいろんないざこざがありますけども、同じ映画みて、シェアして、意見言って。。
なんか、そういうのいいですね。






参考資料 土豆網 CEOの離婚問題が和解に達しやっとIPOへ。タイミングは逃した感も漂う
      http://chinese-homepage.com/modules/d3blog/details.php?bid=571
     日本人より日本文化に詳しい「日本ファン」を生んだ「土豆網」
      http://gendai.ismedia.jp/articles/-/6669